お問い合わせAI知識ほぼ0の経営者が、1ヶ月で35件以上のAI自動化を実装検証
AI Boost Campで行った1ヶ月間の取り組みを、導入事例として紹介します。社内業務の効率化だけでなく、売上管理、経営判断、新規事業構想まで広がったAI活用の記録です。
- 編集
- MINAGA編集部
- テーマ
- 業務自動化
- 読了
- 約8分

CASE SUMMARY
導入前の状況
Kさんは、訪問介護、飲食、ブリーダー、ダンススタジオなど複数の事業を少人数で運営していました。AIにGoogle Apps Scriptのコードを書かせるなど、部分的な自動化には取り組んでいた一方で、事業全体をAI前提で動かすための設計はこれからという段階でした。
課題は、単にAIツールを増やすことではありません。日々の業務、判断、確認、改善の流れを棚卸しし、どこからAIに任せると効果が出るのかを整理することでした。
複数事業を少人数で運営しており、経営者本人に確認・判断・管理が集中していました。
GASのコード作成など一部の自動化は進んでいたものの、事業全体へ横展開する型は未整理でした。
既存事業の管理に時間を使うため、Webメディア構想など次の打ち手を進める余白が限られていました。
伴走で行ったこと
伴走では、AIエージェントの基礎理解から始め、実際の業務を題材にしながら実装と改善を反復しました。ツールの操作説明で終わらせず、経営者本人の判断や現場の確認フローにAIを組み込むことを重視しています。
AIエージェントの全体像を整理
Claude CodeやCodexを使い、AIに作業を任せるための考え方と基本操作を整理しました。
業務を棚卸し、優先順位を決定
給与計算、売上集計、経費処理、社内問い合わせなど、効果が出やすい領域から着手しました。
実務テーマで実装と改善を反復
事業の状況に合わせて、チャットボット、スプレッドシート連携、投稿管理などを具体化しました。
事業OSとして横展開
単発の時短ツールではなく、複数事業に展開できる運用基盤としてAI活用を整理しました。
実装検証されたテーマ(35件以上)
1ヶ月の取り組みでは、35件以上のAIエージェント・自動化システムを実装検証しました。ここでは、その中から代表的なテーマを抜粋しています。
給与計算の自動化
月次の給与計算作業を短縮するための自動化フローを構築。
日次スプレッドシート業務
毎日の集計・確認作業をスプレッドシート連携で圧縮。
CSV取り込み自動化
管理画面から出力したCSVを集計表へ反映する作業を自動化。
売上集計・レシート経費管理
事業ごとの売上・経費を整理し、確認できる状態へ。
社員向けチャットボット
業務ルールや次にやるべきタスクをAIに質問できる仕組み。
PC作業ログ分析
作業ログをもとに、業務実態や改善ポイントを見える化。
SNS運用エージェント
InstagramやXの投稿管理、投稿案作成、改善までを支援。
LP制作・公開フロー
GitHub・Vercel連携を含め、制作から公開までをAIと進める流れを整備。
ダンススタジオ売上改善調査
サブエージェントによる他社事例調査と施策案の整理。
判断AI・実行AI・検証AI
依頼内容を分解し、実行・確認まで進めるAI活用の設計。
経営判断AI
会計・財務情報をもとに、意思決定材料を整理するAI活用。
Webメディア量産構想
記事制作、構成、改善案整理をAI前提で進める新規事業検証。
結果・インパクト
取り組みの成果は、作業時間の短縮だけではありません。社内チャットボット、経費管理、売上管理、経営判断AI、新規メディア構想など、AIを事業運営の基盤として使う方向へ広がりました。
AIエージェント・自動化システムとして実装検証した件数。本文では代表的なテーマを抜粋しています。
AIに実行させる業務マニュアルとして整備された数。
会社単位で見込まれた月間削減効果の目安。
人生で最も濃密にAIを学べた1ヶ月でした。
AI Boost Camp 0期生 Kさん
担当講師より
AI活用で大切なのは、「何ができるか」を知ることだけではなく、自社の業務に合わせて実行順序を決めることです。小さな自動化から始め、確認、判断、改善の流れまでAIに渡せる形へ整理すると、活用範囲は大きく広がります。
法人研修においても、現場業務を題材にしながらAI活用を学ぶ設計は重要です。抽象的なツール説明だけでなく、自社の業務フローに引き寄せて考えることで、研修後の実践につながりやすくなります。
掲載方針
本記事では、公開可能な範囲の情報をもとに、個人や企業が特定されないよう一部表現を調整しています。数字や実装テーマは、導入事例として紹介可能な範囲に絞って掲載しています。
AI BOOST CAMP